サイト開設主旨
~History, Status quo and Prospect~
2005年4月1日「医療機器」というタームは初めて公式用語として認められました。しかしながら一般社会における「医療機器」の立場や位置づけは、必ずしも「正式な座」を与えられたわけではありません。
実際、医療機器は現代医療にとっても必須のものとなりつつありますが、その意義・役割分担などは、改めて認識されるべきときを迎えています。ここにきてAEDや心臓ペースメーカは、一般大衆の目に触れる機会が増しています。とはいえ、医療機器の全貌は、厚いベールに覆われたままであり、その何たるかは、知る人ぞ知る程度の範囲を出ていません。医療機器は、その出発点としてはじめて顕微鏡や体温計が作られたときから400年もの歴史をもっています。ただし、現在の医療機器の進展は、100年ほど前のX線と心電図の発見が発端となりました。この二つの大発見が、現在の医療技術に寄与するきっかけになったわけで、基本的には「医用工学」という学問がその研究開発の中心になっています。
本サイトでは、医療機器の歴史・現状および展望を含めた全般的な外観を見つめ、将来のあるべき姿を探るための視点を提供したいと考えています。
【2010年4月1日:追記】
本サイトの立ち上げ以来、書籍化も検討してきました。「医療機器」制定5年の歳月を経た今日、ようやく『医療機器』-生い立ち・役目と働き・あるべき姿-(真興交易(株)医書出版部)の刊行に漕ぎ着けました。本書のサブタイトルは、本サイトに掲げてあります~History,Status quo and Prospect~に合致させたものです。
この書物はその趣旨に基づいて、一般向けの標準教科書という体裁を整えています。本サイトに合わせてご参照いただければ、この基本目標をご理解いただけると確信しております。